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【大卒事務】横浜市役所が難しい理由と対策【受験ガイド2023】

横浜市役所の難易度

横浜市役所の公務員(事務)を目指しているけど、難しいと聞いてビビっています。独学だと合格は無理でしょうか?これから勉強を始めるど素人でも受かる方法を教えてください。

こんなお悩みを解決できる記事を書きました!

本記事では、「これから横浜市職員を目指したい」「受験勉強を始めたばっかり」という人を対象に、横浜市職員採用試験が難しい理由や概要を解説します。

合格するために必要な対策ポイントも紹介しているので、ぜひ参考に受験勉強を始めてみてくださいね。

対象は大学卒業程度の事務区分です。

目次

横浜市役所の公務員になるには?採用試験の概要を解説!

横浜市役所の公務員になるには、横浜市職員採用試験に合格する必要があります。

まずは、どんな試験なのか概要を紹介します。

受験資格(年齢制限)

1と2を満たしていれば受験できます。

採用人数

2023年度は、全体で150人程度の採用を見込んでいます。

試験日程

一次試験2023年6月18日(日)
一次試験
合格発表
2023年7月4日(火)
二次試験2023年7月10日(月)〜13日(木)のいずれか1日
二次試験
合格発表
2023年7月26日(水)
三次試験2023年7月31日(月)〜8月8日(火)のいずれか1日
最終合格2023年8月21日(月)

試験内容

一次試験教養試験
二次試験論文試験
※試験は一次試験で実施
面談試験
三次試験面接試験

実施状況

令和4年度の最終倍率は6.1倍でした。

  • 受験者数:1,792人
  • 合格者数:293人
  • 最終倍率:6.1倍

過去の実施状況は【大卒・高卒事務向け】横浜市役所職員採用試験の倍率推移(過去〜最新)でまとめています。

以上が、横浜市職員採用試験の概要です。

横浜市役所が難しい理由

横浜市役所の公務員試験は難しいです。その理由は以下のとおり。

  1. 競争試験だから
  2. 試験科目が多いから
  3. 圧倒的な人物重視だから

競争試験だから

横浜市役所の採用試験は、一定数の採用枠に対して、成績上位者から順に合格が決まる競争試験です。そのため、受験者全員が合格できるわけではなく、ライバルたちとの競争によって合否が決まります。

また、資格試験(英検や漢検など)であれば合格ラインはある程度決まっていますが、横浜市役所の合格ラインは、採用人数や受験者数によって変動します。

そのため、どの程度の点数を目指せばよいかが判断しにくく、勉強の方向性を見失いやすいという問題もあるのです。

論文や面接を点数化するのも難しいから、「○割で合格」とは断言することが難しんですよね。

試験科目が多い

一次試験に実施される教養試験は、科目数が多いです。

分野科目
数的処理数的推理|判断推理|空間把握|資料解釈
文章理解現代文|英文
社会科学政治・法律|経済|社会
令和4年度のデータ

これら3分野9科目から出題があるため、対策には相当な時間が必要です。そのため、受験者にとっては大変な試験の一つと言えるでしょう。

問題レベルは、中学校から高校までに学んだことのある内容ばかりですが、それをもう一回勉強しないといけないので簡単ではありません。

やみくもに勉強を始めるのではなく、出題傾向を理解して効率よく勉強することがポイントです。具体的な科目や出題傾向については【大卒事務向け】横浜市役所の試験科目は?問題の入手方法も紹介で解説しています。

人物重視(=学力はあまり必要ない)

横浜市役所の採用試験では、知識や学力だけでなく、公務員としての適性・資質や人間性(コミュニケーション能力)も評価されます。つまり、単純な学力だけでなく、多角的な能力が求められることになります。

これまでの入学試験や資格試験では、知識を詰め込んでいれば合格できたものが、横浜市役所では、能力を総合的に評価されるため、単に知識を詰め込んでいるだけでは合格できません。

しかも、配点を見ればわかりますが、筆記試験の点数は最終的に2%(15/660点)にしかならないのです。

試験一次二次三次
教養510点15点
論文100点15点
面談200点30点
面接600点
参考元:2023年度募集要項より作成

つまり、どれだけ筆記試験の点数が高くても、論文や面接で一定の評価を得られないと最終合格に至らない可能性があるということです。偏った対策をするのではなく、どの試験科目もバランスよく対策しましょう。

横浜市役所に合格するための対策ポイント

横浜市役所の採用試験に合格するには、しっかりとした対策が必要です。これから対策を始めるためのポイントを3つ紹介します。

教養試験は効率よく勉強する

横浜市役所採用試験の中でも、教養試験は合否に大きな影響を与える科目の一つです。

教養試験は3分野9科目から出題があり、出題範囲も広範囲にわたるため、やみくもに勉強を進めると相当な時間がかかってしまいます。

まずは、各科目の出題傾向を理解し、必要な科目から重点的に勉強することがポイントです。詳しい傾向や勉強方法を【大卒事務向け】横浜市役所の試験科目は?問題の入手方法も紹介で解説しているので参考にしてください。

毎年、多くの志望者から受験相談されますが、かなり無駄な勉強をしてしまっている人ばかりなので注意が必要です。

論文対策を後回しにしない

横浜市役所採用試験では論文もあります。論文は、横浜市職員として必要とされる表現力や思考力を評価するもので、最終合格するには対策が必要です。

論文試験の対策は、過去問題に取り組むことが一番効果的です。また、日常的に読書をすることで、語彙力を増やしたり、表現力を高めたりすることもできます。

なお、論文試験の過去問や傾向については【大卒・高卒事務向け】横浜市役所の論作文の書き方は?過去問テーマも紹介!でまとめています。

早めに面接対策の準備を始める

面接試験は、二次・三次試験で行われる試験です。面接では、横浜市役所に就職したい志望動機や過去の経験、今後のキャリアプランなど、あなたに関する質問が多く問われます。

対策としては、まずは自己分析を行い、自分の長所や短所を把握することが重要です。仕事内容を調べたり、模擬面接を受けて話し方や表現力を確認したりと、面接対策は、とにかくやることが多いです。

また、繰り返しになりますが、配点は面接試験が圧倒的に高いです。なので、教養試験の勉強だけやっていても合格できません。それなりに面接練習もする必要があるのです。

ある程度のレベルにもっていくまで時間がかかるので、早めに準備を始めることがポイントです。面接試験の傾向や過去問は横浜市役所採用試験の面接傾向!過去の質問や面接カードの書き方で解説しています。

以上のように、横浜市役所に合格するためには、効率的な勉強方法を取り入れると同時に、論文や面接にも時間をかけて取り組むことが大切です

まとめ:横浜市役所は難しいけどやり方次第で合格可能

横浜市役所採用試験は、試験科目が多く、面接や論文などの総合力を問われるため、広範囲にわたる勉強が必要。なので、簡単に合格できるような試験ではありません。

適当に勉強を進めるのではなく、試験内容や傾向ををきちん理解してから効率よく行うことが大切です。

本サイトでは、横浜市役所の攻略記事を多く書いています。ぜひ、参考にして対策を始めてくださいね。

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この記事を書いた人

公務員試験タスクフォースの運営者。国立大学の職員として勤務しています。

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