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【過去問あり】愛知県警の論作文テーマは?文字数や対策のコツも解説

愛知県警の論作文

愛知県警察官採用試験の一次試験で課される「論文・作文試験」。

なんとなく対策を始めたものの、きちんと書けたはずなのに評価がまったく上がらない・・・なんで?と思っている人は多いのではないでしょうか。

それもそのはず!

論作文には書き始めるまでの事前準備評価を上げるための工夫が必要で、ただ必死になって文字を書いただけでは合格点をもらえる答案は作れないからです。

そこで本記事では、前半に過去問や傾向を、そして後半では不合格になってしまう理由や対策のコツを解説します。

この記事を読んで、論作文で落ちないように準備をはじめましょう!

目次

愛知県警の論作文|過去問テーマまとめ

ここでは、愛知県警察官採用試験の本試験で出題された論文の課題テーマを紹介します。

内容の確認をしたり、傾向をつかんだりしてみましょう!

2018年(平成30年度)

第1回県民が警察官に期待することは何だと考えるか。また、警察官としてその期待にどのように応えていくか具体的に述べよ。
第2回安心で安全な愛知県を確立するために、警察官はどうあるべきか具体的に述べよ。

2019年(令和元年度)

第1回高齢者が関わる事件・事故について、警察官としてどう対応すべきか、あなたの考えを具体的に述べよ。
第2回

2020年(令和2年度)

第1回中止
第2回治安向上のために警察官ができることは何か、具体的に述べよ。

2021年(令和3年度)

第1回地域社会の安全のため、警察官としてどんな取り組みをしたいか、あなたの考えを具体的に述べよ。
第2回

2022年(令和4年度)

第1回安心して暮らせる社会づくりのために、警察官として果たすべき役割について、あなたの考えを具体的に述べよ。
第2回

愛知県警の論作文|傾向を徹底解説!

論作文試験とは、課題テーマに対して文章を書かせることで、受験者の考え方や熱意といった人間性を総合的に判断しようとする記述式の試験です。

ただ単に文章を書くのではなく、 課題テーマを正しく読み取り、自分の経験や体験を盛り込みつつ説明できるかなど、知識の総合的な応用力が問われます。

A区分は「論文」、B区分は「作文」が課せられます。

文字数は多め

論作文対策をはじめるときに、意外と知らないのが文字数制限です。

結論からいうと、愛知県警の文字数は800字以内となっています。

論作文を書くときには文字数が重要で、制限いっぱいを埋める必要はありませんが少なすぎると減点になります。

文字数の注意点
  • 文字数をオーバーしてはいけない。
  • 文字数は少なすぎても減点
  • 半分も埋まっていなければ採点されない場合がある

目安として9割前後(700字~)書ければ文字数での減点はありません。

長文をいきなり書くのは難しいので、何度も書く練習をしてくださいね。

練習の段階から時間を計り、しっかり文字数を埋められるように準備してください。

時間配分に注意が必要

  • 警察官A:90分
  • 警察官B:60分

試験時間は十分かと思いますが、実際に時間が足りず途中で提出してしまい落ちる人はけっこういるんですよね…。

時間配分に注意して書くようにしてください。

勉強すればした分だけ成果が見える筆記試験とは違い、解答は添削者の力量次第で変わってくるため、なんとも厄介な試験といえるでしょう。苦手意識がある人は特に注意が必要です。

愛知県警の論作文|独学で対策は難しい理由

なぜなら、知識のない人が適当に文章を書いても、

  • テーマの読み取り
  • 文章構成
  • 原稿用紙の使い方
  • 正しい語句、文法
  • 誤字・脱字 

といった部分を、きちんと書けているのかどうか判断できないからです。ここが判断できずに独学で突き進んだ結果、落ちてしまう人を何十人も見てきたんですよね…。

採点方法を知らない

論作文は2~3人の試験官が採点しています。試験官が独自の感覚で採点すると評価に偏よりが出てしまいます。それを防ぐためには、採点基準をそろえる必要がありますよね。

そこで採用されているのが「減点法」です。

実際に書いた答案から、

  • 文字数が少ない(多い):マイナス10点…
  • 論点からずれている:マイナス3点…
  • 文章構成がでたらめ:マイナス5点…
  • 漢字ミスがある:マイナス1点…
  • 熟語の使い方が違う:マイナス2点…

といった感じで点数を引いていき総合点を決定するのです。

当然、独学では判断できませんよね…。

内容が大事だと思っている

ということは…、どんなに内容が良くても上記で示した観点が守られていないと点数は上がらないのです。つまり不合格。

僕自身、論作文は内容が良ければ点数もいいだろう!って感じで勉強していました。でも、論旨からズレていたり、文法ミスがあったりして思ったように高評価をもらえなかったんですよね…。

模範解答を読み込んで書けるつもりになっている人は多いです。しかし、模範解答で知識をどれだけ頭に入れても、論作文の基礎ができていないと意味がありません

内容も大事ですが、論旨把握や文章構成がきちんとできているかを考えて書いた方がいいわけです。

書いたら書きっぱなし

論作文で落ちる人ほど、書いたら書きっぱなしってことが多いんですよね…。

論作文を書いて誰にも見せないというのは、問題を解いても答え合わせをしないのと同じことです。正解不正解がわからないまま対策を続けても成績は伸びないので、書いた答案は必ず添削してもらいましょう。

学生なら学校の先生やキャリア関連の部署、社会人なら予備校やオンライン添削サービスなど、方法はたくさんありますよ。

なお、オススメの添削サービスを以下の記事でまとめています。周りに頼れる人がない方は参考にしてみてください。

愛知県警の論作文|対策はいつから対策すべきか

結論をいえば、人によります。

「何を当たり前のことを言っているんだ!」と思うかもしれませんが、事実なので…。

というのも、あなたが文章を書くのが得意と思いこんでいるなら本番1カ月前でもよいかもしれませんし、まったく苦手ならもっと早くやるべきだからです。

書けるまでに最低3ヶ月は必要

論作文で減点されないように書くには、

  • 課題の把握力(読解力)
  • 文章構成力
  • 表現力
  • 語彙力
  • 漢字(日本語)の知識

などを身につける必要があります。

そしてこれらの力は短期間で身につくものではありません

語彙力や漢字の知識くらいなら1ヶ月でも何とかなりますが、他の力を短期間で身につけるのは厳しいです。

論文の書き方を勉強する

実際に書いてみる

添削を受けて、弱点を知る

何度か繰り返す(最低でも3回)

こういった順番で勉強することになるので、やはり最低でも3ヶ月は必要だと思って学習スケジュールを組んでみてください。

なお、オススメの参考書は「よくわかる! 論作文術シリーズ」です。

▼A区分はこちら▼

▼B区分はこちら▼

実力を確認してから始める

何度も言うように、自分では文章が書けると思っていても、意外に書けなかったり、書けた(気になった)としても課題に対してまったく十分な解答にはならないことはよくあります。

なので、とりあえず書いてみて評価を受けてから対策する時期の判断をしてみましょう。

書くテーマは過去問を使えばOK。

添削は大学の就職支援や予備校にお願いしてみましょう。今はオンラインで論文添削してくれるサービスも豊富なので、それを利用するのもありですね!

オススメの添削サービスを以下の記事でまとめています。周りに頼れる人がない方は参考にしてみてください。

論作文対策は明確な解答がないため、独学では限界があります。そのことを踏まえて練習してください。

添削を受けてみて、ある程度書けていれば月に1~2枚ぐらい書く、まったくダメなら繰り返し書く。このように判断するといいですよ。

愛知県警の論作文対策まとめ

本記事は、愛知県警察官採用試験の論作文試験を解説しました。

  • 採点方法を知らない
  • 内容が大事だと思っている
  • 書いたら書きっぱなし
  • 理想は本試験日の3ヶ月より前
  • 実力を把握して時期を決める

論作文は「何を書けばいいの?」と内容ばかりに気を取られる人は多いですが、内容が良くても合格できません。

それよりも、

  • 課題をきちんと読み取る
  • 文字数は9割以上書く
  • 原稿用紙のルールを守る

といった部分に注視すべきですよ。

内容があまり良くなくても、文字数や表現、誤字脱字がなければ大きく減点されることはありません。

そこを意識して論作文対策を始めてみてくださいね。

当ブログでは、他にも愛知県警の攻略記事を書いています。ぜひ参考にしてください。

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この記事を書いた人

公務員試験タスクフォースの運営者。国立大学の職員として勤務しています。

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