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【高卒・学校事務】愛知県庁の教養試験とは?効率的な勉強法を解説

愛知県職員の勉強法 (1)

本記事では、*高卒程度愛知県職員採用(事務・学校事務)の教養試験について解説します。

*正式名は「第2回愛知県職員採用試験」と「市町村立小中学校職員採用試験」

教養試験の科目や出題傾向、勉強方法をわかりやすくまとめたので愛知県庁の事務職員や小中学校事務を目指す高校生、大学生、社会人の方はぜひ参考にしてください。

教養試験は誰でも簡単に勉強できるものではありませんが、本記事で紹介する内容を理解して実践すれば効率よく勉強を進めることができますよ。

その他、愛知県職員(高卒程度)の難易度や倍率はこちらで解説しています。

目次

【高卒程度】愛知県職員採用の筆記試験「教養試験」とは

教養試験とは、一次試験で行われる筆記試験の一つです。

思考力・判断力と一般的な基礎学力がどれくらい備わっているのかを評価します。

試験科目の多い共通テスト

教養試験は科目がとても多く、計算力や読解力を測る「一般知能」とこれまでに習った学力を測る「一般知識」で構成されています。

具体的な試験科目は以下のとおり。

分野科目
数的処理数的推理|判断推理|空間把握|資料解釈
文章理解現代文|英文
社会科学政治|経済|社会
人文科学日本史|世界史|地理|国語
自然科学数学|物理|化学|生物|地学
全区分共通(2022年)

このように、中学~高校までに学んだ内容から多く出題されるので、科目の多い大学入試共通テストと僕は思っています。

共通テストとの大きな違いは、科目選択の有無です。たとえば共通テストであれば、社会なら日本史か世界史、理科なら物理か生物のように、受験に必要な科目を選択して試験を受けられます。

しかし、教養試験では、全科目が必須なんですよね。なので、社会なら日本史も世界史も、理科なら物理も生物もすべて勉強しないといけません。

試験レベルは全区分共通で”高校卒業程度“です。

速読・速答が求められる

試験時間120分
問題数50問(全問必答)
全区分共通(2022年)

教養試験の試験時間は120分です。

それに対する問題数は50

問もあるので、1問あたりにかけられる時間は2分程度しかありません。

複雑な問題も含め、すべての問題をこの時間内で解ききることは、簡単なことではないですよね。

過去問チャレンジ

次の問題を解いてみましょう!制限時間は3分間です。

愛知県庁(高卒)の試験問題
解答を表示する(タップ)

正解 5

どうでした?しっかり3分以内で解けたでしょうか。

実際に、教養試験で時間が足りずに問題を解ききれない人は少なくありません。本番で時間が足りなくなってしまう理由は、試験時間の配分ミスにあるといえるでしょう。

僕は最初に一般知識を1問1分かけずに片付けて、残った時間で一般知能をじっくり考えるという戦略をとっていましたよ!

マークシートへの記入や見直しの時間も考えると、テンポよく解答していくことが必要になってきます。普段の勉強から時間配分を意識しておくなど、十分な対策をとっておくことが必要です。

合格点は6割程度

教養試験の合格点は6割程度(小中事務は7割)です。18科目もの量を勉強して、合格点が8~9割なら無理ゲーですが、6~7割ぐらいなら出題傾向を理解して正しく勉強すれば十分に取れますよ。

満点を目指して勉強ガチ勢になるのもいいですが、6~7割を安定してとれるような勉強をしてください。

以上が、教養試験の概要です。

高校・大学受験に比べると試験科目が倍増するので、科目の多さに手こずることがあります。これまでの受験勉強とは少し違った工夫が必要なので、次の章では対策方法を詳しく紹介しますね。

【高卒程度】愛知県職員採用 教養試験の勉強法

ここでは、愛知県職員採用(事務・小中学校事務)の教養試験を効率よく勉強する方法を解説します。

  • 最初に勉強する科目を決める
  • 頻出分野を把握する
  • 復習をメインに覚える

勉強する科目を決める

まずは勉強する科目を決めましょう!

なぜなら、科目ごとに出題数が違うからです。

教養試験の試験科目はとても多いため、限られた時間のなかで全科目を勉強することは現実的ではありません。

そこで重要なのが、科目に優先順位をつけて勉強すること。各科目の出題数は以下のとおり。

数的推理6
判断推理5
空間把握4
資料解釈2
現代文5
英文3
2022年度の情報
政治2
経済3
社会3
日本史2
世界史2
地理3
国語3
数学1
物理1
化学2
生物2
地学1
全区分共通

科目によって問題数が全然違いますよね…。なので、やみくもに勉強するのは効率がよくないのです。

優先順位を決める際には、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。

  1. 出題数の多い科目に集中する
  2. 得意科目を活かす

出題数の多い科目に集中する

教養試験では、おおむね6~7割程度の点数が合格の目安です。なので、50問中30~35問くらい正解できればOK。

そう考えたときに、問題数の多い科目が重要になるとわかるはずです。問題数が多い科目で得点できなければ、30~35問に達するのは難しくなりますからね。

まずは数的推理と判断推理、そして空間把握を優先的に勉強するといいでしょう。これらの科目だけで全体の30%を占めています。逆にここで点が取れないと他の科目に負担がのしかかるので気をつけてください。

現代文や資料解釈の出題数も多いけど、ガッツリするより1日1問をコツコツやる科目なんですよね。

得意科目を活かす

自分にとって得意な科目がある場合は、その科目を優先的に勉強しましょう。得意な科目で高得点を取ることで、合格点に近づくことができます。

しかし、問題数が少ないのに範囲が広い科目はコスパが悪いです。出るか出ないかわからない科目に時間を使うのは勿体無いので、広く浅く勉強しましょう。

日本史や世界史は全範囲を勉強するとヤバいので、頻出分野に絞って覚えるのが効果的です!

優先順位を考える際には、これらのポイントを考慮しながら計画を立てると効果的です。すべてを勉強して中途半端になるよりも、まずは配点が高い(出題数が多い)科目に重点を置き、知識をインプットしていきましょう。

頻出分野を理解する

教養試験の科目は多いですが、どの科目も全範囲から出ることはありません。

たとえば、判断推理は以下の13分野が出題範囲です。

  1. 順序関係
  2. 対応関係
  3. 集合
  4. 論理
  5. 位置関係
  6. 試合
  7. 証言
  8. 暗号
  9. 数量
  10. 日歴算
  11. 手順
  12. 道順
  13. その他

仮に1分野10時間かけて勉強したら、1週終えるだけで130時間かかりますよね。他にも勉強が必要な科目はあるわけでして…、これでは、とてもじゃないけど本番までに終わりません。

そんな無駄な労力を使わないために必要となるのが「頻出分野の理解」です。科目ごとに、どの分野がよく出ているのか、出ていないのかを把握すれば、必要な分野に集中して勉強できますよね。

次の表にそれぞれの分野が過去3年間で何回出題されているかをまとめてみました。

判断推理の出題傾向表
実施年202020212022
順序関係1
対応関係11
集合
論理11
位置関係131
試合11
証言1
暗号
数量1
日歴算
手順
道順
その他1

位置関係は過去3年間で100%出ているので優先して勉強しないといけません。一方で、暗号や集合など、まったく出ていない分野もあるとわかるはずです。

このような出題傾向に気づかないまま、どれだけ勉強量を増やしたとしても、時間や労力が無駄になりかねないことは覚えておいてください。

なお、過去10年間の出題範囲を科目別・分野別にまとめたデータをこちらで公開しています。ぜひ、参考にしてください。

復習をメインに覚える

決めた科目、分野に沿って知識をインプットします。

覚える方法は参考書を読み込んだり、ノートに書いたり、あなたにあったスタイルでOKです。しかし、どの方法でも重要なのは、先に進むことよりもどれだけ復習をしたかということです。

たとえるなら、先にどんどん進んで勉強することは、穴の開いたバケツで次々と水をむようなもの。そのままだとんだそばから水が漏れてしまいますよね。

それよりも漏れをふさぐほうがはるかにいい結果になることは明白。

僕の経験上、どれだけ勉強量を増やしても復習に時間をかけていないと覚えることはできません。僕も勉強時間の7割ぐらいを復習に充てていました。

覚えた翌日に再度見る

では、どのタイミングで復習するのがベストなのでしょうか。

人にもよりますが、僕は勉強した箇所は3日連続で見るというルールで覚えていきました。

要するにその日に解いた問題は短いスパンで3回見るというものです。

1日目問題1〜10をやる
2日目問題1〜10を見直して、問題11〜20をやる
3日目問題1〜20を見直して、問題21〜30をやる…

とくに重要なのが翌日の復習。勉強した次の日に復習しないだけで一気に知識の定着が悪くなります。記憶の法則で有名なエビングハウスの忘却曲線でも人間の記憶力は翌日にガタ落ちすることが立証されていますからね。

最初のうちはけっこうシンドイですが、1カ月ほど続けてみれば結果が見えてくるので、復習メインを意識して勉強していきましょう。

まとめ|教養試験は出題傾向の理解がポイント

今回は、高卒程度愛知県職員(事務・学校事務)の教養試験について、試験科目効率的な勉強方法を解説しました。

教養試験は科目の多い大学共通テストのような試験なので、高校までにきちんと勉強してきた人からすれば、それほど難しいわけではありません。しかし、得意不得意がハッキリでるため、差がつきやすい試験と言えるでしょう。

教養試験の科目・範囲は広範にわたるので、やみくもに勉強するのではなく、効率よく勉強することが大切です。効率よく勉強するコツは以下の2つ。

どんな勉強でもそうですが、どれだけ時間をかけて努力したとしても、それが間違った方法であれば意味がありません。とくに教養試験は未知な部分が多いので、はじめて受験する方であればこそ、正しい勉強方法を知り、効率よく勉強していくことが大切です。

まずは出題傾向の把握、そこから始めていきましょう!

過去10年間の出題傾向はこちらで公開しているので、合わせてチェックしてみてくださいね。

今回は以上です。

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この記事を書いた人

公務員試験タスクフォースの運営者。国立大学の職員として勤務しています。

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